初老の詩

初老の生活をつづります

寿命

いつのころからだろうか・・・

私は49歳で死ぬと思っていた

それも結構本気で思っていた

 

死にはしないけど

死ぬより嫌なことが宣告された

時期は不明だが失明する

障害を持つ中で一番苦痛なのが失明と思っていた私には衝撃的だった

 

失明まで自分の好きなことをしよう

一杯綺麗なものを見よう

そして死のうと決めた

 

でも、仕事上の責任から直ぐにそれはできなかった

今年やっと自分の時間を自分の好きなようにできるようになった

 

いざそうなると

引きこもって貪るように映像を観る

外にはいかない

芸術のような盛り付けの美味しい料理を食べたい思うが1人では躊躇する

でも、結局一人が好きで楽なんだと再認識

 

引きこもりは最強

でも生きていくにはお金が必要

1年好きに生きていく蓄えはある

後、1年は生きていこうと思う

 

因みに49歳で死ぬと漠然と感じていたのは

上杉謙信公、織田信長公が49歳で死んだから

俺みたいな人間がそれ以上生きてはいけないと中学生のころ思ったらしい